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部品交換と修理

前回のエントリでは、自分で壊したUSBメモリのUSB3.0コネクタを半田付けしましたが、なぜか今月は機器の不調が多く、なにかと修理を行っていました。

まず、おそらく10年ほど使用しているモデムですが、掃除のために一度ACアダプタをはずしたら、その後は力尽きたかのように電源が入らなくなりました。電話会社に連絡して機器の交換を行いました。

このところ寒さが増してきたせいか、10年以上使い続けているBBR-4MG(v1)というルータのLANに不調が出始めました。LANがしばしば切断されてすぐ接続するという症状なのですが、2年ほど前にも同様の症状が出ていました。そのときは、全てのコンデンサを新品に交換することで直りましたが、今回もおそらく同様の原因による症状と考え、見た感じでは異常がわからなかったもののDC変換部分に使用されている1500μF 6.3Vコンデンサを、予備で持っていたものと交換したら直りました。前回に交換したときは低背タイプのものでしたが、今回の交換品は高さがあってケースにつかえてしまうので、少し傾けざるを得ませんでした。古いBBR-4MG(4HG)では、インダクター(コイル)の隣にある、このコンデンサの劣化に注意したほうがいいかもしれません。

ちなみに当方のBBR-4MGは、コンデンサ交換の他にも改造が施してあります。コントローラが熱くなるのでヒートシンクを貼ってケースに穴を開け、LEDが緑ばかりで面白くないので、POWERにはイルミネーションLEDを、LANには赤青のLEDをつけています。BBR-4MGのLEDはアダプタに入っていて、2色LED(三本足)のものがあるので、取り外すときにやや面倒ですが、交換は難しくありません。2色LEDですが、今どきは10MbpsのLANネットワーク機器もなかなかないですし、10Mbps機器は使わない(光る必要がない)のであれば、普通の2本足のLEDを購入して100Mbps側に取り付けることが出来そうです。電圧を測ってみると3.2v?3.3vくらい来ているようなので、青・紫・白などをあしらったカラフルなLEDによって、接続LANごとにLEDの色を変えるなども出来るかもしれません(※ただし保障もなくなりますし、お勧めしません)。

それから、主に寝所で使っているandroidタブレットのスイッチが壊れて効かなくなったのに加えて、給電しながら使っていたらマイクロUSBコネクタに付けていた充電コードをどこかにぶつけたらしく、壊れて充電が出来なくなりました。タブレットの壊れたボタンは、取りあえずコードを半田付けして引き出し、それを指で接触させることでしのいでいましたが、USBコネクタが壊れたついでにきちんと直すことにしました。「タクトスイッチ」という非常に小さい部品が使われていますが半田付けはそれほど難しくありません。マイクロUSBコネクタは小さいので、取り外しも取り付けも面倒でしたが、無難に交換できました。

10円程度で交換できる部品が駄目になったことで本体を処分するのも勿体ないので、交換が無事に済んでよかったと思います。

※前回のエントリで記した、サーバのストレージをUSBメモリ(SDカード変換)にしてから一ヶ月と少々が経過しました。まめなバックアップと予備部品の確保で備えていますが、不調も不具合も全くありません。なにかあれば経過を記録しようと思っています。

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2014年12月29日 09:23に投稿されたエントリーのページです。

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